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lung cancer 肺がん×緩和ケア

肺がんの在宅ケアについて

肺がんは、気管支や肺胞などから生じるがんです。できた場所や広がり、がん細胞の種類、遺伝子の特徴によって、症状や適した治療は異なります。同じ「肺がん」という診断であっても、経過や治療の選択肢は一人ひとり違います。早い段階では症状がないこともありますが、病気の進行に伴って、咳、痰、血痰、胸の痛み、息苦しさなどが現れ、胸水や骨・脳への転移による症状がみられることもあります。

肺がんのつらさは、「呼吸」が生活のすべてにつながっていることです。歩く、食べる、入浴する、眠る、家族と話す。その一つひとつに息苦しさが影響すると、動くことが怖くなり、「このまま息ができなくなるのではないか」と不安が強くなることがあります。息苦しさは酸素の数値だけで決まるものではありません。どのような時に苦しいのか、咳や痰で眠れているか、何ができずに困っているのかを知ることが、ケアの出発点です。

「たばこを吸っていた自分のせいではないか」と、自分を責める方もいます。しかし、肺がんは喫煙だけで起こる病気ではなく、たばこを吸ったことがない方にも発症します。病気の原因を一人で背負ったり、ご自身やご家族を責めたりする必要はありません。今ある症状をどう和らげ、これからの時間をどう過ごすかに目を向けてよいのです。

肺がんの緩和ケアでは、咳や痰への薬、必要に応じた酸素療法、医療用麻薬、姿勢や風の工夫などを組み合わせます。胸水や気道の狭窄、骨転移などに対する処置や放射線治療が役立つ場合もあります。緩和ケアは抗がん剤などの治療と並行して始められ、通院が負担になれば、病院と在宅医療が連携してご自宅で症状を調整することもできます。在宅酸素が必要になっても、準備を整えることで、外出や家族との時間を続けられる方もいます。

むすび在宅クリニックが大切にしているのは、検査の数値だけではなく、その方が感じている息苦しさを見ることです。そして、「苦しいけれど、これだけは続けたい」という思いを置き去りにしないことです。息苦しさをご本人やご家族だけで抱え込む必要はありません。呼吸を支えながら、その方らしい暮らしを一緒に守っていきます。
この先の記事では、肺がんと診断された時に知っておきたいこと、起こりやすい症状とその和らげ方、自宅で過ごすための準備を3つに分けてお伝えします。今抱えている不安や困りごとに近いところからお読みください。

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肺がん×緩和ケア

肺がんと診断された方へ|「これからどうなるのだろう」という不安を、少しずつ整理するために

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肺がん×緩和ケア

肺がんで起こりやすい症状と緩和ケア|息苦しさ・咳・痰・胸水・痛み

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肺がん×緩和ケア

肺がんの在宅緩和ケア|肺がんとともに自宅で過ごすということ

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