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DOCTOR 医師紹介

目を見て話し、息を合わせる。
「顔を見ると安心する」
思っていただける医師でありたい。

むすび在宅クリニック医師 松本 崇平

むすび在宅クリニック医師
松本 崇平 SHUHEI MATSUMOTO

  • 専門

    呼吸器内科、総合診療

  • 主に力を入れる領域

    呼吸器疾患、肺がんを中心としたがん診療、
    緩和ケア、病院治療と在宅医療の連携

病気だけでなく、これからの暮らしを一緒に考えます

訪問診療を必要とする患者さんやご家族は、病気だけでなく、これからの暮らしにも多くの不安を抱えています。
私が大切にしていることは、医学的な考えを一方的に押し付けず、患者さんと息を合わせ、その方が何に困っているかをくみ取り、どのように過ごしたいのかを一緒に考えることです。

呼吸器内科で培ってきた知識と経験を、ご自宅での安心につなげるために。2026年9月より、むすび在宅クリニックの診療に加わりました。

経歴
2012年 名古屋市立大学 医学部医学科 卒業
2012年〜2014年 長野市民病院 初期研修医
2014年〜2018年 東京都立墨東病院 後期研修医(内科・総合内科専門医コース)
2018年〜2025年 東京都立墨東病院 呼吸器内科
2025年〜2026年 医療法人社団Wincls よいとこ墨田クリニック
2026年9月 医療法人社団むすび むすび在宅クリニック 入職
資格
日本内科学会 認定内科医
日本内科学会 総合内科専門医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医
診療の様子 松本崇平医師

松本医師からのメッセージ

「一緒にやっていきましょう」と伝え続けたい

私はこれまで呼吸器内科医として、肺がんをはじめとする悪性腫瘍、肺炎などの感染症、喘息などのアレルギー疾患、間質性肺炎を含む幅広い呼吸器疾患の診療に携わってきました。

呼吸器の診療では、治療方針や今後の見通しについて、患者さんやご家族にとって重い内容をお伝えしなければならない場面が少なくありません。
だからこそ、難しい医学用語をできるだけ使わず、相手の表情や反応を見ながら、理解できているか、気持ちが追いついているかを確かめてお話しすることを大切にしてきました。厳しいことをお伝えする時にも、突き放すのではなく、「これからも一緒にやっていきましょう」という気持ちを込めています。

松本医師からのメッセージ 画像01

在宅医療では、病院という看板ではなく、一人の医師として患者さんやご家族と向き合い、関係を築いていきます。
医療者の知識や技術を押し付けるのではなく、その方が本当はどうしたいのかをくみ取り、希望する暮らしに近づく方法を一緒に考えることが、私の役割だと思っています。

患者さんにもご家族にも、「松本先生に来てもらってよかった」「顔を見ると安心する」と思っていただける医師を目指します。

松本医師からのメッセージ 画像02

診療で大切にしている3つのこと

1

目を見て、
相手の「間」を感じながら話す

表情、声の調子、沈黙から、どのくらい理解し、受け止められているかを確かめます。
厳しい話の時ほどゆっくりと話し、沈黙も急いで埋めません。

2

わかりやすく説明し、
同じ方向を向く

医学用語をできるだけ避け、これから何が起こり得るのか、どのような選択肢があるのかを整理します。
患者さんやご家族が納得して方針を選べるよう、対話を重ねます。

3

医学的な助言と、
その方の希望を両方大切にする

医学的に望ましい選択肢はきちんとお伝えします。そのうえで、患者さんが大切にしたいこと、ご家族の状況、暮らしの中で実現したいことを伺い、一緒に方針を考えます。

松本医師の入職で広がる、
むすびの在宅医療

呼吸器疾患・肺がん・緩和ケアを、より専門的に

より専門的な呼吸器診療・肺がん診療・緩和ケアに対応できる体制を整えていきます。
病院で治療を続けながら訪問診療を利用する方にも、病院とご自宅の両方の視点から関わります。

ご自宅でのX線撮影に対応できる体制へ

訪問診療で使用できるX線撮影装置を導入しました。
肺炎、胸水、気胸などが疑われる時に、必要に応じてご自宅で胸部の状態を確認し、その後の治療方針や病院受診の必要性を判断するために活用します。

PICCなど中心静脈カテーテルの交換・管理にも対応

PICCなどの中心静脈カテーテルについても、患者さんの状態やカテーテルの種類、留置状況を確認したうえで、交換や管理に対応できる体制を整えます。

二人の医師が相談し合える、安定した診療体制へ

主治医制を大切にしながら、必要な時には医師同士で相談し、異なる専門性や視点から方針を検討します。
予定外の往診や複数のご相談が重なった時にも、役割を分担し、より柔軟に対応できる体制を目指します。

院長・香西からのメッセージ

院長・香西からのメッセージ 画像

松本先生とは、東京都立墨東病院で後期研修医として一緒に働いた同期です。診療の知識だけではなく、基本的な人柄を長く知っている医師と、同じ方向を向いて在宅医療に取り組めることを心強く感じています。

私は、患者さんがやりたいことを実現するために、創意工夫しながら前に進むタイプです。一方の松本先生は、相手の表情や言葉の間をよく見ながら、慎重に、丁寧に考える医師です。患者さんの価値観を大切にし、納得できるまで説明を重ねる姿勢には、私にはない強みがあります。

松本先生が加わっても、患者さんとの距離を大切にする主治医制は変わりません。そのうえで、必要な時には二人の医師が相談し合い、呼吸器内科の専門性、X線撮影、PICCなどのカテーテル管理を含め、在宅でできる医療の幅を広げていきます。

二人に共通しているのは、在宅医療が好きで、患者さんの人生に伴走したいという思いです。それぞれの違いを生かしながら、患者さんにもご家族にも「むすびに相談してよかった」と思っていただける医療を、一緒に築いていきます。

松本医師に聞きました

松本医師に聞きました 画像
Qなぜ在宅医療に惹かれたのですか?

在宅医療では、患者さんとじっくり対話し、その方が何を大切にして過ごしたいのかを一緒に考えられます。病院では「病院の医師」という看板への信頼もありますが、在宅では、飾りのない自分自身で向き合い、少しずつ関係を築いていきます。その難しさと楽しさが、自分には合っていると感じました。

Q息苦しさのある方に、在宅医療でできることはありますか?

呼吸困難はとてもつらく、完全に取り除くことが難しい場合もあります。それでも、薬の調整だけでなく、部屋を涼しくする、風を当てる、安心できる環境を整える、必要に応じて呼吸リハビリテーションにつなぐなど、少しでも苦しさを和らげる方法を考えます。「私たちも一緒にいます。一緒にやっていきましょう」とお伝えし、患者さんやご家族だけで抱え込まないよう支えます。

Q病院で治療中でも、訪問診療を利用できますか?

病院で抗がん剤治療などを続けながら、訪問診療を併用することは可能です。治療の副作用や日常生活での症状を自宅で確認し、必要に応じて病院と連携することで、治療と暮らしの両方を支えやすくなります。

Q治療方針をめぐって意見が違う時は、どうしますか?

患者さんの希望を尊重することと、希望のままにすべてお任せすることは同じではないと考えています。医学的に大きな不利益が予想される場合は、その理由を丁寧に説明します。私の意見を通すためではなく、その方のより良い生活のために一緒に考えていることを伝え、納得できるところまで対話を重ねます。

Qどのような医師でありたいですか?

気さくに話せる一方で、困った時には一生懸命に考えてくれる医師でありたいです。「何でも相談できる」「松本先生が来てくれると安心する」と思っていただけたら嬉しいです。

関係を築くことも、
在宅医療の一部

在宅医療では、医療行為そのものだけでなく、関係を築くことが安心や症状の緩和につながることがあります。

長く関わった患者さんの中には、病状が不安定な時も、私が訪問すると表情や呼吸が落ち着き、穏やかに過ごせた方がいました。また、初めは強い不安や怒りを表されていたご家族とも、その言葉の奥にある「大切な人をきちんと診てほしい」という思いを受け止め、一つずつ誠実に対応する中で、最後には「あなたたちも家族のようなもの」と言っていただけた経験があります。

患者さんの希望を大切にしながら、必要なことは丁寧に説明し、ともに考え続ける。私は、そうして関係を築き続けることも診療の一部だと考えています。

※患者さん・ご家族のプライバシーに配慮し、個人が特定されない表現で構成しています。

関係を築くことも、在宅医療の一部 画像

もう少し知りたい、
松本先生のこと

Q休日はどのように過ごしていますか?

子どもと遊んで過ごすことが多いです。子どもが生まれてから、子どもという存在そのものが好きになりました。訪問の移動中に保育園の子どもたちの列を見かけると、自然と温かい気持ちになります。

Qいつかしてみたいことはありますか?

元気なうちに家族といろいろな場所を旅したいです。南米やカリブ海、ヨーロッパ、トルコなど、行ってみたい場所がたくさんあります。年齢を重ねても、誰かの役に立ちながら、家族と穏やかな時間を過ごせたら理想です。

Q自分が病気になったら、どんな医師に診てもらいたいですか?

気さくで話しやすく、それでいて自分のために一生懸命考えてくれる医師がいいです。治療について医師の考えもきちんと伝えながら、自分の生活や家族の状況まで含めて一緒に話し合える医師に診てもらいたいと思います。

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